心拍数からみた支台歯形成時のストレス負荷

測定装置心拍数インターフェース

 患者の歯を切削する際には,術者に相当なストレス負荷が加わるものと考える。 しかし,どの程度のストレスを受けているのか,また経験によってストレスが どれほど克服されるのかを知ることは容易ではない。
 われわれ(岡崎全宏,前田羊一,梅原可苗,浅井 賢,安田俊治,鍋島竜將,龍田光弘, 田中昌博,川添堯彬.支台歯形成時のストレス負荷における術者の心拍数の変動 その1.  日本補綴歯科学会雑誌 41(第98回特別号):177,1997)は小型無線式で, 胸部につけるトランスミッタと時計式レシーバのみからなり,心拍数を簡便に測定・ 記録することができるフォーラー社製バンテージXLnewを用い,精神的負担を反映すると いわれる心拍数を,生理心理学的な客観的指標として臨床の場で捉えることを試みた。


 
 

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