夢は一つだけじゃない。文武両道を目指して

#004 歯科医師初のテコンドー選手として2020年の東京オリンピックを目指します!

夢を夢で終わらせないために

テコンドーで世界を目指す、笑顔が素敵な長田大輝さんは現在5年生。
第10回全日本テコンドー選手権大会(平成29年1月22日開催)の男子63kg級で見事3位に入り、先ごろラスベガスで開かれた2017全米オープン選手権(2017年1月31日〜2017年2月3日)に出場しました。2回戦で世界的実力者・Achab Jaouad選手(リオデジャネイロ・オリンピック68kg級3位決定戦敗退)と対戦。敗れはしましたが、世界のトップ選手との対戦は長田さんにとって掛替えのない経験となりました。学業とテコンドーに全力投球の日々を送り「夢は東京オリンピック出場!」と語る長田大輝さん・歯学部 5年生を以下に紹介します。

『もっと強くなりたい!』ひたむきな願い

長田さんが小学生時代から行っているテコンドーとは、華麗で優美な足技を得意とする格闘技で、韓国の国技です。長田さんは受験等で一時休止していたそうですが、大学2年から再開し今に至ります。
小学生時代は全国大会優勝の実績もある長田さん。テコンドー再開後はすぐに以前の感覚を取り戻し、どんどん勝ち抜いていたそうです。ところがそんなある日、大阪府テコンドー選手権大会でオリンピック日本代表を務めたことのある選手と手合せ(足合せ?)しました。日々テコンドーに打ち込んでいる相手選手。圧倒的な凄味を肌で感じ、そのあまりの強さにテコンドーに対する長田さんの意識がその時を境に変わったそうです。“このままでは駄目だ。もっと強くなりたい!”

歯科医になるための勉強とテコンドーの両立

現在は毎日ハードな練習をこなしつつ、歯科大生の本分である勉強も怠らない長田さん。 そんな長田さんに勉強とテコンドー、二刀流の大学生活やテコンドーにかける思いなどを伺いました。
――勉強と格闘技、違う分野を両立させるコツは?
長田:短い時間を有効に使うために、頭のスイッチを切り替えることが重要だと思います。本来は勉学が基本ですからね。
――それでも疲れて身が入らないことなどはないですか?
長田:そんな時は、テコンドーを始めたばかりの時に体験したキツイ合宿練習を思い出すことにしています。そうするとあの時と比べれば楽だ!と思えて、勉強や練習にも身が入ります。
――長田さんの心の中に、「限界を感じた瞬間を自らの力で乗り越えた」という成功経験と自信があるからこそ、軽やかに出る言葉かもしれませんね。長田さんが大阪歯科大学へ入学した当初に感動したことは何でしたか。
長田:たくさんのカリキュラムがあったのですが口腔外科に興味があったので、1年生の実習(アーリーエクスポージャー/早期臨床体験学習)で初めて先生方の技術を目の前で拝見できたときは感激しました。
――本学の学修内容(カリキュラム)について意見や要望等はありますか。
長田:「実習経験が多い」という点は大阪歯科大学の特徴で、学びの機会が多いというメリットでもあるけれど、「多くの実習の中から自分で必要な技能を選び深く学ぶ」という選択肢があれば、より深く、学びの奥にあるひらめきや提案も出るのでは?と思います。
――後輩に伝えたいことはありますか。
長田:とにかくやりたいことをやってみる。チャレンジ精神を持ち続けてほしい。勉強ばかりでは見えない物や、世界がある。そのことを体験してほしい。
――先輩からの心強い一言。チャレンジしなくては見えてこないものがたくさんありますよね。最後に現在の夢は何ですか?
長田:これからも学業と両立して、国家試験ストレート合格、東京オリンピックでの金メダル獲得を目標に精進して参ります。
素晴らしい夢を伺いました。これまで歯科医師でオリンピック選手というと、1984年冬季サラエボオリンピックのフィギュアスケート代表・小川勝氏が有名ですが、長田さんには夏季オリンピック出場・歯科医師第1号(!?)となって是非とも夢を叶えてもらいたいものです。本学関係者一同、長田さんの夢を心から応援しています。フレー、フレー、大輝!!