携帯型生体情報収集処理装置
通常の診療室内で容易にそして手軽に生態情報を集め,さらに患者の日常生活における咀嚼・ 機能状態
に関する情報が得られたならば,より適切な補綴治療が可能になるであろう。
われわれ(前野郁尚,村田洋一,更谷啓治,川添堯彬,牧川方昭,七川歓次,堀尾裕之, 長谷川利典.
下顎機能とEMG論文集 4:149-154,1986)はその実現に向けて, マイクロ・エレクト
ロニクス技術を応用して,各種の生体現象を簡便にしかも安全に記録・
解析できる携帯型の生態情報収集処理装置を考案し,歯科領域での応用を試みた。

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