実習内容

・@回目:PAP製作
・A回目〜D回目:各班に別れての実習
            車椅子の移動と移乗
            直接訓練
            間接訓練
            口腔ケア・リスク管理

・E回目口腔ケア・リスク管理の班別ケアプラン策定の全体ディスカッション

PAP製作




舌の動きの悪い患者さんの治療に用いるPAP(舌接触補助床)を、今回は自分の口に合わせて作ります。自分の口の模型を使って、ワイヤーを曲げて、レジンを流して。。意外と簡単でしょう?



実際、口腔内へ。うまくできたかな?決して気持ちいいものではないよね??今回は床まで作って、口蓋を厚くするのはまた別の実習で。

車椅子の移動と移乗




車いすの人をチェアーに移乗する実習。車いすに触るのも初めての子がいっぱい。今、車いすに乗った患者さんは増えているから、安全で、介助者も患者も負担の少ない移乗をしてあげてほしいな。


今度は外に出てみます。段差があるところも、慣れるとサクサクあがれてました。車いすってよくできてるでしょう?

スクリーニング法




 
誤嚥の検査を体験してみます。水ですら3回も飲めない人たちが実際にいるって、びっくりしました? 初めて触る嚥下内視鏡も、思ったところに挿入するにはやっぱり難しいようです。

直接訓練、間接訓練、食事介助



摂食嚥下障害の人へのリハビリ方法を学びます。舌やのどの筋肉を鍛える運動や、食事をとるときの姿勢の取り方を実際に体験してみます。ウーロン茶で作ったとろみ水は、あんまりおいしくなかったみたい。


今度は以前に作った床を使って、パラトグラムをしたり、口蓋を厚くして水を飲んでみます。飲み込みにくいことの不自由さが、少しでも実感してもらえたらいいな。

口腔ケア・リスク管理




各グループに別れて、与えられたケースに合ったケアプランを作成することが目的。ケアプラン作成のために実際のケア用品を手に取って相互実習で使ってみたりしてました。義歯洗浄剤にしても、口腔ケアスポンジブラシにしても、初めて見る物が多かったようで、使用説明書も読んでいました。



実習終わりには自分が立てた口腔ケアプランをみんなに発表、ディスカッション。それを教員が総括して終了。9月には全員の前で発表もあるので、ちゃんと、ケアプランたてれたかな?

口腔ケアプランディスカッション





口腔ケアプランの優秀であった3グループに出てきてもらってみんなの前で発表、討論をしてもらいました。