大阪歯科大学附属病院

口腔診断・総合診療科について

口腔診断・総合診療科は二つの役割のある科です。一つは初診で来院された患者様を診察させていただき、診療する科を決定しています。もう一つは、臨床研修施設として、口腔全体を一単位と考えた全人的・包括的な総合歯科診療を臨床研修医と経験豊かな指導医が協力して行っています。


  • 学会施設認定
    ・日本口腔診断学会研修機関
    ・日本総合歯科学会認定研修施設
    ・日本補綴歯科学会認定研修機関(甲)
    ・日本口腔リハビリテーション学会認定研修施設

主な対象疾患

  • 虫歯
  • 歯周病
  • 根の治療
  • 歯を失った部分への義歯やブリッジを用いた咬む機能の回復
  • 周術期およびがん治療時の口腔ケア
  • 治療が終了した患者様に対する定期健康診査と長期のメインテナンス

科長紹介

紺井 拡隆

コンイ ヒロタカ

科長メッセージ

口腔診断・総合診療科は、附属病院2階にあった3つ診療科を統合し2019年度より発足しました。病院の入り口で初めて来院された患者様と接し、状況に対応する診療科を決定しています。また、口腔全体を一単位と考えた全人的・包括的な総合歯科診療を臨床研修医と経験豊かな指導医が協力して行い、若い歯科医師の育成にあたっています。多くの優秀な歯科医師を輩出するため、改めて患者様のご協力をお願い申し上げます。

専門・資格

・日本口腔衛生学会認定医
・ジャパンオーラルヘルス学会認定医 

診療の特色

1. 口腔診断

初診患者様に対して、患者様の状況に適した診療科の選択をしています。まず、医療面接を行い、主訴や希望などを確認し、診察や検査の後、診療科を決定しています。教育病院であることから、患者様に学生の臨床実習にご協力いただけるか確認させていただくこともあります。

2. 総合診療

歯科医師臨床研修を主に実施しています。臨床研修歯科医が、診療経験豊かな指導医と共に一般歯科診療を行っています。初診時の診察および診断、診療および経過観察さらに定期健診に至るまでを同一の主治医が一貫して担当し、全人的・包括的な総合歯科診療を目指しています。

指導歯科医は、臨床経験15年以上を有し、多くは専門学会の指導医、認定医資格を取得しています。難症例や高度な技術が要求される症例については、指導医が直接診療にあたり、症例によっては指導医が相互に協力し、時には専門診療科と共同で診療を行います。また、いわゆる有病者や高齢の患者様に対しても、患者様の主治医である医療機関と連携しながら診療を行います。

当科では、経験豊かな指導歯科医の下、安全で質の高い歯科診療を提供することを心掛けており、多くの優秀な歯科医師を輩出するため、できるだけ多くの患者様のご協力をお願いしております。

3. 周術期口腔ケア

周術期とは、手術を受けるための一連の期間のことをいいます。全身麻酔の際には口を介して気管チューブを挿入しますが、その際に口の中の細菌が肺に入って術後に肺炎を起こしたり、揺れている歯が抜けたりすることがあります。また、手術だけではなく、がん治療の際の化学療法や放射線療法でも、副作用として口内炎が発生することが多く報告されているとともに、これらの療法後には一定期間抜歯などの歯科処置が制限されることもあります。

近年、これらの合併症を防ぐために、周術期ならびに化学療法や放射線療法の実施前から実施後も含めて口腔ケアを行うことが重要とされています。総合的な歯科診療が可能な科として、周術期の口腔ケアを担当しています。当科所属の歯科衛生士とともに術前の口腔ケアはもちろん、虫歯治療や揺れている歯の固定、抜歯など手術前に実施しておくべき応急処置や術後の口腔管理を実施しております。

お問い合わせ

連絡先 本館 06-6910-1072
西館 06-6910-1012
南館 06-6910-1066
場所 本館2階
西館2階
南館2階