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大阪歯科大学

樋口 鎮央先生

樋口 鎮央

Shizuo HIGUCHI

口腔工学科

特任教授 / 歯科技工士

担当科目

歯科技工管理学
口腔デジタル基礎工学
口腔デジタル技工学
口腔デジタル技工学実習
口腔インプラント技工学実習
審美歯科技工学実習
口腔デジタル臨床歯学
医療保健学概論
口腔工学病院臨床実習Ⅱ
口腔工学総論Ⅰ
口腔工学総論Ⅱ
口腔保健臨床実習Ⅰ

経歴・業績

研究者データベース

研究テーマ

新たな研磨法による、最適な新規の研磨メディアの開発

急速に高齢化が進む我が国では、入れ歯(義歯)に対する需要増加が予想されます。一方、高齢の義歯利用者の呼吸器感染症などの発生が急務の課題です。
従来の義歯の研磨方法では適合精度の問題で義歯の粘膜面の十分な研磨を行うことが出来ず義歯プラークが蓄積しやすいところがあります。そこで、従来法とは異なる新たな研磨法に着目し、新たな研磨法による最適な新規の研磨メディアの開発を行い、高齢の義歯利用者へ清潔な義歯を提供することで、義歯利用者の呼吸器感染症などの問題解決を試みたいと思っております。

担当授業を紹介します

口腔デジタル技工学実習

実習を通じてCAD/CAM操作と設計能⼒を養うことにより、種々の修復物が製作できる知識、技術⼒を高めることを目指します。
近年、⻭科⽤CAD/CAMシステムは、⾃費だけでなく保険修復物にも適⽤されるようになり、その使⽤頻度は今後ますます増加する傾向にあります。⽣体適合性が高く、高精度・⾼品質な修復物を設計製作出来るよう、⻭科⽤CAD/CAMシステムにおけるデジタル技術知識を習得し、設計能⼒を養います。そして、切削加⼯機、積層造形機の扱いを学び、各症例に適した精度の⾼い修復物製作をするための応⽤力も身につけます。

先生のイチオシ

「ひやかけ」うどん

私は香川出身で、うどんが大好きで良く食べます。大阪に来てからも讃岐うどんの店を探しては、食べに行ったリします。私のお薦めは「ひやかけ」です。「ひやかけ」とは、茹で上がったうどんを冷たい水で一度〆て、そこにいりこ(カタクチイワシ)のきいた冷たいおだしをかけて食べる食べ方です。コシの強い讃岐うどんの豊かな小麦の風味、いりこの旨味成分であるイノシン酸は味覚の記憶に残り易く、さらに昆布のグルタミン酸の旨味成分の掛け合わせの相乗効果でおいしさ倍増です。
おいしいうどんを食べるにも健康第一です。歯は健康の大元と言われています。歯を失った患者さんに、再びおいしく食べられる義歯を作ることができるのは歯科技工士だけです。歯科技工に使用する材料には、セラミックス・樹脂・金属・石膏などがあり、新たな材料も開発されています。また、CAD/CAMなどのデジタル機器もどんどん進んでいます。
おいしいうどんも、歯科技工も、どれだけ追求しても、興味が尽きることがありません。みなさんも一緒に追求してみませんか?