大阪歯科大学附属病院

耳鼻咽喉科について

耳鼻咽喉科では、難聴、めまい、顔面神経麻痺などの機能性疾患から、アレルギー性鼻炎(花粉症)、副鼻腔炎(蓄膿症)、かぜ・扁桃炎などの感染症、さらに頭頸部領域の腫瘍まで、「みみ・はな・のど」に関する幅広い疾患の診療を行っています。
当科では、歯科大学附属病院という特色を生かし、「お口の健康を全身の健康へつなげる医療」を大切にしています。
特に、口腔に近い臓器である咽頭・喉頭の疾患、すなわち「声」・「飲み込み」・「睡眠」といった、生活の質(QOL)に直結する分野の専門診療に力を入れていることが大きな特徴です。

主な対象疾患

  • 突発性難聴
  • めまい
  • 顔面神経麻痺
  • アレルギー性鼻炎
  • 急性、慢性副鼻腔炎
  • 扁桃炎、咽喉頭炎
  • 頭頸部腫瘍
  • その他

科長紹介

小川 真

オガワ マコト

科長メッセージ

「医療の入り口は、口から始まります」
2026年4月より、大阪歯科大学附属病院耳鼻咽喉科の科長に就任いたしました小川真です。
これまで大阪大学医学部附属病院や大阪市立総合医療センターなどにおいて、20年以上にわたり音声(声)・嚥下(飲み込み)・睡眠の専門診療に携わってまいりました。
大阪大学医学部附属病院では、14年間、専門外来である「音声・嚥下・気道外来」を担当し、臨床・研究・教育に従事してきました。さらに大阪市立総合医療センターでは4年間、小児耳鼻咽喉科部長を務め、小児の耳鼻咽喉科診療にも豊富な経験を積んでまいりました。
当科では一般的な耳鼻咽喉科診療に加え、特に次の3つの分野を柱とした専門診療を行っています。

音声障害(声のトラブル)

「声が出にくい」「声がかすれる」「声を使うと疲れる」などの症状に対し、喉頭内視鏡検査や音声解析などを行い、原因を詳しく調べます。
薬物療法や手術療法だけでなく、「音声訓練(リハビリテーション)」を含めた総合的な治療を行います。


嚥下障害(飲み込みのトラブル)

「食事中によくむせる」「飲み込みにくい」「喉に食べ物が残る感じがする」といった症状を、嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)などを用いて評価します。
歯科と連携しながら、「安全に、そしておいしく食べ続けられること」を目標に診療を行います。

閉塞性睡眠時無呼吸症候群

いびきや睡眠中の無呼吸は、高血圧や心臓病などのリスクを高めることがあります。
当院では睡眠歯科センターや内科と連携し、耳鼻咽喉科の立場から鼻や喉の状態を詳しく評価します。マウスピース治療・CPAP・手術治療など、患者さんに最も適した治療を提案します。
地域の皆さまが 「話す」「食べる」「眠る」 という日常の大切な機能を安心して保てるよう、スタッフ一同、丁寧な診療を心がけてまいります。

どうぞお気軽にご相談ください。

専門・資格

・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医・指導医
・日本気管食道科学会 評議員・認定専門医
・日本音声言語医学会 評議員・音声言語認定医
・ITパスポート、G検定(AI活用に関する認定)合格

診療の特色

当科では、特に以下の分野で専門的な診療を行っていますので、該当する症状のある方は是非ご相談ください。

音声外来(音声障がい)

対象
  ・声がれ
  ・声の出しにくさ
  ・職業性音声障害(教師・接客業など)
  ・加齢による声の変化
 
特色

喉頭内視鏡検査に加え、音響解析や音声機能検査を行い、原因を詳しく評価します。必要に応じて、薬物療法、手術療法、音声訓練を組み合わせた治療を行います。


嚥下・喉の違和感外来

対象
  ・食べ物が飲み込みにくい
  ・食事中によくむせる
  ・喉が詰まった感じがする
  ・喉がいがいが・ひりひりする

 
特色

喉頭内視鏡検査を用いた観察に加え、嚥下内視鏡検査(VE)や嚥下造影検査(VF)などで評価します。

いびき・睡眠無呼吸外来

対象
  ・いびき
  ・睡眠時無呼吸
  ・日中の強い眠気
 

特色

耳鼻咽喉科の立場から鼻や喉の状態を詳しく評価し、当院の睡眠歯科センター、および内科の睡眠外来と連携し、マウスピース治療・CPAP・手術治療など、患者さんに最も適した治療を提案します。 
小児のいびき(アデノイド増殖症・扁桃肥大)についても専門的な診断を行います。手術が必要と判断された場合は、小児医療が充実した大阪市立総合医療センターをご紹介します。

他の領域の主な対象疾患

耳の病気


突発性難聴、耳鳴り、めまい、中耳炎、顔面神経麻痺など


鼻の病気


アレルギー性鼻炎(舌下免疫療法対応)、慢性副鼻腔炎、歯性上顎洞炎など


喉の病気


咽喉頭炎、扁桃炎、喉頭炎、喉頭蓋炎、咽喉頭異常感症など


口腔関連


味覚障害、舌炎など


その他


頸部腫脹など

診療の特色(その他の領域)

1.突発性難聴


副腎皮質ステロイド剤を用いた点滴療法を行います。


2.耳鳴り


原因を精査し、その治療を行います。


3.めまい


原因を精査し、その治療を行います。


4.中耳炎


薬物治療を行います。


5.顔面神経麻痺


副腎皮質ステロイド剤・抗ウイルス剤を用いた点滴療法を行います。


6.アレルギー性鼻炎


原因抗原を特定し、薬物療法を行います。難治性の方には舌下免疫療法を行います。


7.慢性副鼻腔炎・歯性上顎洞炎


抗菌薬を用いた薬物療法を行い、難治性の場合には内視鏡下副鼻腔手術を検討します。


8.咽喉頭炎・扁桃炎・喉頭炎・喉頭蓋炎


重度の場合には抗菌薬を用いた点滴療法を行います。


9.咽喉頭異常感症


原因を精査し、薬物療法を行います。


10.味覚障害・舌炎


原因を精査し、薬物療法を行います。


11.頸部腫脹


超音波検査やCT検査を用いて原因を精査します。

初診担当医情報

初診担当医表(PDF)

お問い合わせ

連絡先

06-6910-1081

場所 本館6階