前田 博史
マエダ ヒロシ
歯内治療科では、大切な歯を守る最先端の技術と設備を揃えています。小児から高齢者まで、他院にて保存困難といわれた歯を極力残せるよう、幅広い知識と高度の技術をもった専門家が歯科治療を行っています。虫歯の治療が終わったはずなのにまた痛い・うずくといった症状が当てはまる方は一度ご相談ください。“再発させない”徹底した歯科治療をご提案します。
前田 博史
マエダ ヒロシ
専門・資格
・日本歯科保存学会専門医、指導医
・日本歯周病学会専門医
稲本 雄之イナモト タケシ
専門・資格
・日本歯科保存学会保存治療専門医
・日本歯内療法学会専門医
・日本顕微鏡歯科学会認定医
歯髄まで虫歯が進行してしまった場合に行うのが根の治療(根管治療)です。
まずは虫歯をきれいに取り除きます。当科では、虫歯の見落としが起こらないよう、ルーペ(拡大鏡)やマイクロスコープを使用して行うこともあります。
ラバーダムとは、虫歯治療に使うゴム・シリコンでできたシートです。治療する歯以外をラバーダムで覆い、歯を削る際に飛び散る唾液や歯の削りかすをガードします。治療をより安全に、また精度を上げるために行われる処置です。
ファイルと呼ばれる器具を使用し、虫歯菌に感染した歯髄組織や汚染された歯質を丁寧に取り除きます。当科では多くの症例において、ニッケルチタンファイルを使用しています。また、徹底した治療を行うために、歯科用CTを撮影し根管の形態を把握した上で、マイクロスコープを使用して治療に取りかかっています。
根管内部から汚染物質を取り除いた後は、内部の空洞へ、「根管充填材(こんかんじゅうてんざい)」を詰めます。隙間なく、緊密に、根尖(根っこの先)までしっかりと充填することにより、細菌感染の再発を防ぎ、予後の良い状態を保ちます。
ニッケルチタンファイルはとてもやわらかく、複雑で難しい根の治療を可能にしてくれる器具です。根の内の汚染した神経や血管の除去を、精度を高めて再治療を繰り返さないために、数種類のニッケルチタンファイルを導入しており、症例により使い分けています。
最大20倍までに拡大することができ、肉眼では確認できない根管内部を直視することができ、今までより治療の精度を格段に向上させます。
3次元画像による診断を行い、歯の構造を3次元的に把握することで普通のレントゲンでは見つからなかった歯の構造が解析でき、より精度の高い根管治療が可能になります。
連絡先 | 06-6910-1087 |
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場所 | 本館9階 |
大阪歯科大学歯学部
口腔治療学講座