大阪歯科大学附属病院

歯周治療科について

超高齢化社会において、歯周病にかかっている人が増えています。歯周病は糖尿病や心臓、血管の病気と関係すると注目されており、歯周病の早期の診断・治療が将来これらの全身の病気にかかるリスクを減らす重要なポイントです。歯周治療科では歯周病に対する専門的治療を行うことで健康増進を進めます。歯周病の再生治療など、高度な治療も行っております。


  • 学会施設認定
    ・日本歯周病学会研修施設
    ・日本歯科保存学会研修施設

主な対象疾患

  • 歯周病
  • 歯ぎしり

科長紹介

田口 洋一郎

タグチ ヨウイチロウ

科長メッセージ

歯周病は40歳を超えるとどなたが罹っていてもおかしくない生活習慣病の一つで,糖尿病や高血圧症といった全身疾患とも関わりの深い病気です。超高齢社会のなかで歯周病と共存することでしっかりと食生活をおくれるよう,皆様の健康が維持できるよう治療に取り組んでまいりたいと思います。

専門・資格

・日本歯周病学会認定 歯周病専門医・指導医
・日本歯科保存学会認定 保存治療専門医・指導医

診療主任

嘉藤 弘仁カトウ ヒロヒト

専門・資格

・日本歯周病学会認定 歯周病専門医
・日本歯科保存学会認定 保存治療認定医

診療の特色

歯周病の治療

歯周病の原因はプラーク(歯垢)です。プラークによって歯肉が腫れてきて歯周組織が破壊され、歯周ポケットが深くなって歯周病が進みます。まず、どの程度歯周病が進んでいるか歯周組織検査を行って診断して、治療計画を立てます。次に歯周基本治療を行って原因を取り除き歯周病の進行を抑えます。歯周病が重度で歯周基本治療だけでは十分治らない場合は、歯周外科治療も含めた専門的な治療を行い健康な歯周組織の回復を図ります。

歯周病にかかった歯肉の写真と歯周ポケットの図。歯肉が腫れており、歯周ポケット内のプラークを歯周基本治療によって取り除く必要があります。

最先端医療の取り組み

再生療法

再生療法

歯周病によって失った組織は再生療法を行うことである程度取り戻すことが期待できます。歯周病で部分的に失った組織に外科手術を行い、再生薬剤を塗布したり、再生材料を充填することによって歯周組織再生を図ります。

初診担当医情報

初診担当医表(PDF)

お問い合わせ

連絡先 06-6910-1087
場所 本館9階

 


歯周病学講座

主任教授/梅田 誠
主任教授
梅田 誠

大阪歯科大学歯学部
歯周病学講座