大阪歯科大学附属病院

高齢者歯科について

高齢者歯科では、75歳以上の高齢者の方の一般的な歯科治療を行っております。全身的な病気を合併している方でも安全に治療を受けられるよう、全身状態を管理しながら歯科治療を行っております。他にも、口腔機能低下症、摂食・嚥下障害、口腔乾燥症、睡眠時無呼吸症に対する治療も行っております。


  • 学会施設認定
    ・日本老年歯科医学会研修機関
    ・日本補綴歯科学会認定研修機関(甲)
    ・日本レーザー歯学会認定研修施設

主な対象疾患

  • 咀嚼障害
  • 口腔機能低下症
  • 摂食・嚥下障害
  • 口腔乾燥症
  • 睡眠時無呼吸症

科長紹介

川本 章代

カワモト アキヨ

科長メッセージ

高齢になると、歯のトラブルばかりでなく、お口の機能の低下や唾液の減少など、お口の働きにも支障が出てきます。当科では、高齢者がいつまでも「いきいき」と暮らしていくために、心身の衰えを予防すること目的とした、総合的かつ高度な歯科治療を安全、安心に行い、皆様のQOL向上に努めております。

専門・資格

・日本老年歯科医学会専門医・指導医

診療主任

井上 太郎イノウエ タロウ

専門・資格

・日本老年歯科医学会専門医・指導医

診療の特色

1. 咀嚼障害の治療

取り外し式の義歯、いわゆる入れ歯を用いて咀嚼障害の治療を行っています。良い義歯は患者に「食べる」という生きがいを与えてくれます。その方に合った義歯を提供することで、食事を美味しく・楽しく食べることのサポートを行います。

2. 口腔機能低下症の治療

口腔機能低下症とは口の元気が低下した状態で、栄養の偏りやエネルギーの不足になり、全身の健康に悪影響を及ぼします。①食べ物が口に残るようになった ②硬いものが食べにくくなった ③食事の時間が長くなった ④食事の時にむせるようになった ⑤薬を飲み込みにくくなった ⑥口の中が乾くようになった ⑦食べこぼしをするようになった ⑧滑舌が悪くなった ⑨口の中が汚れている。当てはまる症状があれば口腔機能低下症かもしれません。高齢者歯科では、口腔機能低下症の検査と治療を行っています。

3. 口腔乾燥症の治療

院内の様々な科と連携して、口腔乾燥症やシェーグレン症候群の方に対して検査・治療を行っております。マッサージ、リハビリ、保湿材などによって口腔乾燥への対処を行っております。

最先端医療の取り組み

嚥下内視鏡検査

内視鏡検査を用いて嚥下障害の評価を行っております。

睡眠時無呼吸症への口腔内装置治療

内視鏡検査を用いた睡眠時無呼吸症への口腔内装置治療を行っております。

初診担当医情報

初診担当医表(PDF)

お問い合わせ

連絡先 06-6910-1081
場所 本館6階

高齢者歯科学講座

主任教授/髙橋 一也
主任教授
髙橋 一也

大阪歯科大学歯学部
高齢者歯科学講座