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大阪歯科大学

大学院教員

  • 教授/百田 義弘(ももた よしひろ)
  • 准教授/佐久間 泰司(さくま やすし)

教育目標

歯科麻酔学に関する基礎的な知識と技能を習得し、歯科治療時の全身管理を習熟する。また、細胞生物学、分子生物学を中心とした基礎分野の指導も積極的に行い基礎・臨床両面からの幅広い視点で研究を立案、実行できる研究者を養成する。

主な研究内容

  • ・内在性神経幹細胞を用いた神経再生に関する研究
  • ・脳内グリア細胞の痛みに関する生理的機能の解明
  • ・麻酔薬の大気拡散濃度に関する研究
  • ・脳虚血耐性現象の解明

専攻科の特色(指導方法等)

  • 1年次:実験手技の確立とデータの収集
  • 2年次:実験データの解析
  • 3年次:研究成果報告
  • 4年次:研究成果報告および学位論文の作成、投稿および学位審査の申請

到達目標

3年次までに副論文を完成させ、4年次には主論文を海外英文雑誌に投稿することを目標とする。また、1年次には臨床データを元に歯科麻酔関連雑誌への論文を投稿することを目標とし、論文作成についての指導を行う。

大学院修了後の展望

ポストドクトラルフェローや講座所属の講師・大学院講師(非常勤)として研究継続が可能である。また、海外研究留学の希望があれば、これまでの講座内留学先へ行くことも可能である。

主科目授業内容
麻酔学

麻酔に必要な基礎知識(生理学、薬理学、解剖学、内科学)、周術期管理、麻酔に使用する薬剤について講義形式で学ぶ。

歯科麻酔学

精神鎮静法、障がい者や内科的全身疾患を有する患者の歯科治療時の全身管理また、偶発症に対する対応、救急救命法についても講義、実習形式で学ぶ。

歯科麻酔学実習

バイタルサイン測定、心肺蘇生法についてマネキンを用いたシミュレーション形式で学ぶ。

細胞生物学

再生医療、組織工学、幹細胞などの脂肪生物学に関する基礎的な知識を講義形式で学ぶ。

細胞生物学実習

実験動物の取り扱い、細胞培養法、免疫組織化学染色法等を講義・実習形式で学ぶ。

評価方法

年次での麻酔学、歯科麻酔学全般および研究テーマに関する理解度、さらに研究活動、学会発表および論文公表の成果等で評価する。