歯科麻酔学に関する基礎的な知識と技能を習得し、歯科治療時の全身管理を習熟する。また、細胞生物学、分子生物学を中心とした基礎分野の指導も積極的に行い基礎・臨床両面からの幅広い視点で研究を立案、実行できる研究者を養成する。
3年次までに副論文を完成させ、4年次には主論文を海外英文雑誌に投稿することを目標とする。また、1年次には臨床データを元に歯科麻酔関連雑誌への論文を投稿することを目標とし、論文作成についての指導を行う。
ポストドクトラルフェローや講座所属の講師・大学院講師(非常勤)として研究継続が可能である。また、海外研究留学の希望があれば、これまでの講座内留学先へ行くことも可能である。
主科目授業内容 | |
---|---|
麻酔学 |
麻酔に必要な基礎知識(生理学、薬理学、解剖学、内科学)、周術期管理、麻酔に使用する薬剤について講義形式で学ぶ。 |
歯科麻酔学 |
精神鎮静法、障がい者や内科的全身疾患を有する患者の歯科治療時の全身管理また、偶発症に対する対応、救急救命法についても講義、実習形式で学ぶ。 |
歯科麻酔学実習 |
バイタルサイン測定、心肺蘇生法についてマネキンを用いたシミュレーション形式で学ぶ。 |
細胞生物学 |
再生医療、組織工学、幹細胞などの脂肪生物学に関する基礎的な知識を講義形式で学ぶ。 |
細胞生物学実習 |
実験動物の取り扱い、細胞培養法、免疫組織化学染色法等を講義・実習形式で学ぶ。 |
年次での麻酔学、歯科麻酔学全般および研究テーマに関する理解度、さらに研究活動、学会発表および論文公表の成果等で評価する。