超高齢社会の進行とともに、健康寿命の増進のためには口腔の管理や適切な指導がますます重要となります。そうした中、歯科衛生士はいよいよ重要で働きがいのある職業になってまいります。
本研修センターは、厚生労働省の委託を受け、特に近畿2府4県にお住まいの歯科衛生士の方々にさらに活躍していただきたいということで発足いたしました。
その目的は、新人と離職歯科衛生士の資質を向上させ、就業意欲を高めることで離職を防止するとともに、復職を希望する歯科衛生士を支援し、近畿圏における歯科衛生士の不足を改善し、住民の口腔の健康に寄与することです。
ぜひ本研修センターを利用し、活動の幅を広げていただければと思います。
歯科衛生士研修センター長 山本 一世
基礎研修 | 臨床研修 | ||
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2018年度 | 第1期生 | 2018年12月 | 2019年1月〜2月 |
2019年度 | 第1期生 | 2019年4月 | 2019年5月〜6月 |
第2期生 | 2019年8月 | 2019年9月〜10月 | |
第3期生 | 2019年12月 | 2020年1月〜2月 |
受講希望の方・受講を検討中の方は受講相談・申込フォームからお申し込みください。
2019年度第1期生の申込〆切は2月20日(水)までです。
必要書類を郵送してください。
3月2日(土)に歯科衛生士研修センターで、研修の説明会と面談(1人5〜10分程度)を行います。
●説明会/午前10時から ●面談/午後1時から
受講決定後、学びたい内容に沿ったプログラムを作成いたします。
受講開始 随時、専門スタッフがサポートします。
受講終了した方には、修了証をお渡しします。
専門基礎研修では、歯科衛生士の専門性を発揮し、業務を確実にこなすための「基礎的理論の理解」とともに「基礎的技術の修得」を目指します。
具体的には、必修と選択に構成されています。必修では「専門的口腔ケア」「スケーリング・ルートプレーニング」「歯科材料・機器・診療補助」「口腔機能リハビリテーション」「訪問歯科診療」「感染予防」「医療コミュニケーション」「医療安全」の科目があります。
選択では「全身管理」「周術期の口腔管理」「保険診療と診療報酬」「電子カルテ」等の科目があり、ご希望に合わせて組み合わせて受講することができます。
臨床研修では、講義で学んだ内容をシミュレーターなどを用いて実践することにより、歯科衛生士としての技術修練を行い、実践的な臨床能力を養成します。
臨床研修では、専門基礎研修で培った技術を本学附属病院での歯科臨床の場面で研修します。
ご本人の希望に応じ本学附属病院に設置する1診療科ないし2診療科で実習します。
新人はこれからのキャリア形成のために、復職希望者は自信をもって歯科衛生士として輝くために、本学附属病院のスタッフが指導し、サポートします。
当ホームページ内の受講相談・申込フォームからお申込みください。お申込み確認後、センターよりご連絡いたします。
ご自身の状況に合わせて、学びたい内容に沿った研修を受講していただくことが可能です。
2019年度第1期研修は、無料です。
なお、2020年度以降に実施される研修については、未定です。
詳しくは2019年度第1期歯科衛生士の復職支援・新人研修プログラム募集要項の「8.研修料」をご参照ください。
お申し込みいただいた後、センターにて面談を行い、研修プログラムの作成をお手伝いいたします。(研修の進め方参照)
研修プログラムは、専門基礎研修(講義・基礎実習)、臨床研修で構成されます。
2019年度第1期の研修は、4月~6月を予定しています。それ以降の予定については、随時ホームページにてお知らせします。
専門基礎研修プログラムは、必修として「基本業務・口腔健康管理」「訪問診療」「接遇・管理」のコースがあります。科目は、「専門的口腔ケア」「スケーリング・ルートプレーニング」「歯科材料・機器・診療補助」「口腔機能リハビリテーション」「訪問歯科診療」「感染予防」「医療コミュニケーション」「医療安全」があります。
選択として「接遇・管理」「保険業務」のコースがあり、科目は「全身管理」「周術期の口腔管理」「保険診療と診療報酬」「電子カルテ」があり、ご希望に合わせて組み合わせて受講するこができます。
臨床研修プログラムでは、本学附属病院の12の診療科のうち、ご希望の1ないし2の診療科において、専門歯科衛生士の指導のもと研修していただきます。
本研修では、研修参加時の予期せぬ事故やトラブルに備え、歯科衛生士賠償責任保険等の加入を推奨していますので、臨床研修前には是非加入しておいてください。未加入で本学での手続きをご希望の場合は、4月2日(火)の研修オリエンテーションでご案内します。
本学附属病院で臨床研修に参加するにあたり、医療関連感染を防止するため、下記の項目について、抗体保有の証明またはワクチン接種の証明が必要となります。もし、この証明がない場合は、本学附属病院で血液検査ができます(1万円程度の費用負担が発生します。)。
【項目】
麻疹、風疹、水痘、ムンプス、B型肝炎
詳しくは、4月2日(火)の研修オリエンテーションにてご説明します。
研修終了後に、必要コース数を受講した方に修了証を授与します。