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大阪歯科大学

大阪歯科大学×SDGs

大阪歯科大学は、2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)について、持続可能な世界を実現するための17の目標と169のターゲットの達成に向けた研究・教育を推進します。

わたしたちにできることから

本学では、2020年12月に政府が公表した「SDGsアクションプラン2021」の内容を踏まえ、重点事項のひとつ「4.一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速」に注力すべく、ESD(Education for Sustainable Development 持続可能な開発のための教育)の推進に着手しています。

SDGsについての知識量や理解度は教員間でも差が大きく、ESD実践の大きな課題となります。教える側である教員自身が、日々の活動とSDGsの接点を 見出し、SDGsを「自分事」として捉え、歯学教育に反映させることを目指して、2021年2月に『17の目標とターゲットを自身の研究と結び付ける』ワークショップを開催しました。

本学教員が自身の教育・研究・臨床l活動にラベリングしたSDGs推進と関連性の高い取り組みに、本学在学生の寄稿を合わせた50の活動をご紹介します。

※2021年12月末時点の研究内容でご紹介しています。

大阪歯科大学 × SDGs取り組み事例

アイコンをクリックすると、該当の目標に移動します。

1.貧困をなくそう

「すべての人々の健康で文化的な生活が本当に保証される社会づくり、学生の意識づくり」にまい進する先生の研究をご紹介します。

「すべての人々の健康で文化的な生活が本当に保証される社会づくり、学生の意識づくり」にまい進する先生の研究をご紹介します。

2.飢餓をゼロ

2.飢餓をゼロ

お口の健康は全身の健康状態と深く結びついています。すべての世代の「栄養ニーズ」に応える、栄養状態の改善、維持向上につながる研究をご紹介します。

3.すべての人に健康と福祉を

3.すべての人に健康と福祉を

再生医療、ゲノム解析など最先端の歯科医学研究をはじめ、医科歯科連携、産学連携などによる新たな治療法や医薬品の開発、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の推進に寄与する研究をご紹介します。

研究

4.質の高い教育をみんなに

4.質の高い教育をみんなに

むし歯や歯周病の原因は生活習慣によるところが大きく、子どもの口腔内状況が児童虐待予防や早期発見につながると言われています。また、正しいかみ合わせは脳と体を活性化し、元気にしてくれます。 すべての子どもが心身ともに健康な状態で教育を受けられる社会の実現につながる研究をご紹介します。加えて、医療人育成の一翼を担う本学ならではの教育学研究もご紹介します。

研究

本学の取り組み

5.ジェンダー平等を実現しよう

5.ジェンダー平等を実現しよう

歯科技工士は、女性の就業比率が高くありません。本学では2017年度より歯科技工士養成課程を4年制の学士課程として設置し、デジタル技術教育や、社会福祉士コース との連携による福祉教育など、チーム医療の一員として業界をけん引する歯科技工士の育成、教育方法について研究を進めています。

6.安全な水とトイレを世界中に
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

6.安全な水とトイレを世界中に 7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

本学では、環境省が推進しているクールビズ、ウォームビズを全学的に導入し、夏季及び冬季の省エネルギー意識の高揚に努めています。2018年8月には、私立大学環境保全協議会夏季研修研究会の会場校を努め、本学理事長・学長及び関係教職員が各種講演・分科会に参加し、大学における環境保全・廃棄物対策の知見の吸収に努めました。また、学内諸会議のペーパーレス化の一環として、iPadペーパーレス会議システムの導入をおこなっています。

8.働きがいも経済成長も

8.働きがいも経済成長も

本学では2017年度の医療保健学開設時よりキャリアセンターを設置しています。歯科衛生士、歯科技工士、社会福祉士は、医療期間や福祉施設だけでなく、企業や行政など活躍の場は広がっています。一人ひとりの希望進路を実現するキャリア教育の方法について研究を進めています。

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

9.産業と技術革新の基盤をつくろう

食べること、噛むこと、話すこと、笑うこと…お口は身体的な健康だけでなく、精神的、社会的な健康にも大きく影響します。質の高い歯科医療を安価で届けるために、企業や他分野との連携でさまざまな研究が進められています。

10.人や国の不平等をなくそう

10.人や国の不平等をなくそう

障がいのある人や高齢者などが平等に歯科医療を受けられる社会の実現に向けた研究・臨床活動を行っています。障がいのために歯の痛みを訴えられない人、身体の不自由や緊張から治療を受ける姿勢が困難な人など、あらゆる理由で歯科治療が難しくても、年齢・障がいの種類や程度を問わず、歯科疾患に関する相談や治療が受けられる社会の実現を目指します。

11.住み続けられるまちづくりを

11.住み続けられるまちづくりを

たとえば災害で避難しているひとが、お水も歯磨き粉もない状態でお口の衛生状態を維持・管理できるお口のお掃除タブレットの開発。企業や他分野との連携することで居住環境の継続にも役立つ研究が行われています。

12.つくる責任つかう責任

12.つくる責任つかう責任

歯科は医療のなかでも特に多くの「医療材料」を用います。たとえば、むし歯を削ったところに使うかぶせ物や詰め物には、金属、プラスチック、セラミックなど様々な素材が使われますし、接着材料もあります。ほかにも、インプラントや再生医療で使われる歯周組織再生材料もあります。SDGs推進につながる歯科医療材料の研究をご紹介します。

13.気候変動に具体的な対策を

13.気候変動に具体的な対策を

本学では、専門基礎科学教育としてリベラルアーツの中でも化学、物理学、生物学、数学を取り扱う研究室を設置しています。SDGs推進の背景のひとつである気候変動や環境問題における脱炭素の基本的な理解を推進するために必要なリテラシー教育に関連する研究をご紹介します。

14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

14.海の豊かさを守ろう

歯科医療において、麻酔は欠かせません。全身麻酔の導入・維持に使用する吸入麻酔薬は、大気汚染につながりますし、麻酔薬使用時の残液は廃棄するため、環境汚染につながります。医療ごみの減少につながる研究についてご紹介します。

16.平和と公正をすべての人に

16.平和と公正をすべての人に

高等教育機関としての情報公開と説明責任をもつ。本学では、臨床研究を適正に行うための組織を整備しています。人を対象とする医学系研究が、世界医師会ヘルシンキ宣言、個人情報の保護に関する法律等の関連法規及び国の指針に基づいて、適正に実施されるように審査を行っています。

本学の取り組み

17.パートナーシップで目標を達成しよう

17.パートナーシップで目標を達成しよう

政府のアクションプラン2022の重点事項のひとつでもある「パートナーシップ:絆の力を呼び起こす」を念頭に、本学では様々な機関との連携協力により、知的財産や人的ネットワークを最大限に生かして、今後も「絆の力を発揮」したSDGs推進に寄与してまいります。

本学の取り組み