研究の成果が臨床に直結することを常に目標にしている。また臨床科目であることから、将来の歯周病専門医を目指して、その基礎となる歯周病臨床にも力を入れている。
基礎講座や中央歯学研究所との共同研究をはじめ、多くの先生方にお世話になり行なっている。また日本歯周病学会との関連で他大学、(株)モリタをはじめ歯科材料メーカーとの共同研究も推進している。
今、現在は、大学院修了後も研究・臨床に従事できるような環境を整え、後輩の研究指導と日本歯周病学会認定医・歯周病専門医を目指し取り組んでいる。尚、大学院在学中にImpact Factorの有する雑誌に論文を掲載した者の中から教員採用を行う方針である。
主科目授業内容 | |
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歯周病の病態生理学 |
歯周組織の正常像と罹患組織像、免疫学、歯周炎とインプラント周囲炎について理解する。 |
歯周治療学 |
歯周病の治療計画の策定、歯周基本治療、歯周外科治療について理解する。 |
歯周治療学実習 |
歯周病の治療計画の策定のための資料収集方法、歯周基本治療のテクニック、歯周外科、再生治療のためのテクニックを習得する。 |
歯周治療学実習 (応用編) |
歯周外科、とくに軟組織の取り扱いかたについて習得する。また歯周病専門医を取得するための症例のまとめ方について理解する。 |
各年次での歯周病学全般および研究テーマに関する理解度、さらに研究活動、学会発表および論文公表の成果等で評価する。とくに月に1回行われる研究検討会での成果報告を重視する。