歯科補綴学に対する専門的かつ独創的な研究能力を備え,深い学識と卓越した技能を備えた歯科補綴医の育成を図る。
臨床エビデンスから導き客観的な結論を得る研究指導体制をとり、学会発表や印刷公表、ホームページを通じて、研究成果を積極的に発信する。あわせて、歯科補綴学に関連した論文抄読、ケースプレゼンテーション、統計ソフトウエアを用いた演習などを履修する。
歯根膜感覚を活用する補綴咬合治療について、科学的根拠に基づく検査、診断、治療と術後管理を実践し、歯科補綴専門医の資格が得られる。そして課程修了後にも、研究を継続できる環境が提供される。
主科目授業内容 | |
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クラウンブリッジ補綴学 (基礎)総論 |
大学院における初期教育として、歯科補綴学全般と臨床研究法に関する知識を修得する。 |
クラウンブリッジ補綴学 (基礎)実習 |
補綴咬合治療(口腔リハビリテーション)に必要な基本的知識、技能および態度を身につける。 |
咬合・顎機能学総論 |
咬合接触位置、咬合力、隣接面接触など、咬合が顎口腔系のみならず全身に及ぼす影響に関する研究を理解する。さらに、下顎位、下顎運動、咀嚼筋筋電図、舌運動、唾液分泌など、咀嚼および嚥下に関する研究を講義する。 |
咬合・顎機能学実習 |
咬合ならびに顎機能に関する診察および検査について、知識、技能を身につけ、評価できる。さらに、患者に残された歯根膜感覚を最大限に活用する補綴治療計画を立案する。 |
クラウンブリッジ補綴学(アドバンス)総論 |
顎口腔機能と外観を回復するため、最新の技術ならびに生体材料を応用した補綴治療の臨床研究を理解する。 |
クラウンブリッジ補綴学(アドバンス)実習 |
研究に注力しながら、あわせて専門医等の資格申請に必要とされる症例等の臨床データの蓄積を行う。 |
各年次での歯科補綴学全般および研究テーマに関する理解度、研究活動、学会発表、さらに論文公表の成果等で評価する。