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大阪歯科大学

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祖父江 育子

Ikuko SOBUE

小児看護学領域

教授/看護師

担当科目

基礎セミナー
地域包括ケアシステム論
小児看護学概論
小児看護援助論
小児看護学実習
各論実習導入演習
巣立ち看護実践演習
家族看護学
卒業研究
統合実習

経歴・業績

研究者データベース

研究テーマ

子どもと家族の健康と幸福をめざして

小児がんの治療や看護は、子ども達が人生を謳歌し天寿を全うできるような積極的なケアへと、大きく変貌してきています。退院し、学校や幼稚園(保育園)に復学(復園)した子ども達が、お友達と仲良く遊んだり、一生懸命勉強できるためには、どのような助けが必要でしょうか。また、小さく生まれた赤ちゃん(低出生体重児)が、すくすく大きくなり、元気に育つためには、お父さんやお母さんの気持ちに寄り添うことがとても大切です。
子ども達やご家族の健やかさと幸福に満ちた日々の暮らしを支えるため、さまざまな職種の多くの人が力を合わせ知恵を出し合っています。知恵にいかせる知識や技術を生み出せるよう、小児看護の研究に取り組んでいます。

担当授業を紹介します

皆さんと一緒に小児看護をつくりましょう

小児看護は、子どもと家族が、その権利を保障され、より健康により幸福に成長・発達していくことを応援します。子どもの権利は、子ども達が誰からも差別されることなく、子どもにとって最も良いことが決められ行われること、命を守られ成長できること、子どもが意味のある参加ができることによって、守られます。また、小児看護は、お母さんのおなかのなかでいのちが芽生え、生れてから、大人になるまでの過程に寄り添います。
小児看護は、皆さんの今までの経験をいかせる領域ですので、たくさんの楽しかったこと、嬉しかったことだけでなく、困ったことや辛かったことを癒し、解決につながる授業になるよう、頑張りたいと思います。

メッセージ

楽しい語らい

春になると、「ふきのとう」(工藤直子さん作)の詩が心に浮かびます。「よいしょ よいしょ おもたいな」「よいしょ よいしょ そとがみたいな」「ふきのとうがかおをだしました 「こんにちは」もうすっかりはるです」のことばに、心が温かくなりほっこりします。
「ことばのかたち」(おーなり由子さん作)もお気に入りです。「「だまっている」という ことばのむこうに ゆたかな森が ひろがっているかもしれない」に、いつも立ち止まります。もちろん絵本も大好きです。皆さんと絵本などについてお話しできるのを楽しみにしています。