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大阪歯科大学

歯学部の教育方針

 本学の教育方針は、教育基本法の規定する教育の一般的な目的と方針とに則り、歯学に関する学術を中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の領野における学理技術を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させ、もって文化の創造と発展に貢献することを目的とする。したがって、本学の学生は歯科医師たる適性の素質を持ち、本学の教育方針に沿い得るものでなければならない。歯科医師として必要な適性とは、次の三つに要約される。

一、能力的な適性

歯科医学の学理と技術を理解し応用できる知能、学力、技能

一、人格的な適性

歯科医師としての使命感、社会観、世界観、態度、意志など幅広い人間性

一、身体的な適性

歯科医師としての職務を遂行しうる体力と活動力

 以上の三つの適性はいずれに優劣があるものではなく、どれひとつとして欠かすことのできないものである。本学では6年間の一貫教育を通じて、学生のそれぞれの個性を尊重しながら以上の適性を涵養、発展させ、人間性豊かな歯科医師を養成することを教育の目標としている。