GPA制度について
GPA制度は、アメリカなどの大学で一般的に行われている世界標準的な成績評価方法で、日本でも多くの大学で導入されています。
GPA(grade point average:グレード・ポイント・アベレージ)は、履修した授業科目の成績評価を所定の点数=GP(grade point:グレード・ポイント)に換算し、1単位あたりの平均値を表したものです。
成績の全体的な状況を数値として把握し、学習の成果を可視化するための客観的な指標のひとつとして活用します。本学では、教員も学習指導などの資料として活用することで、これまで以上に的確で、きめ細かい指導を目指します。
GPA算出方法
Grade Point(各評価に与えられる数値(評価点)、以下「GP」という。)は次のとおりです。
評価 | GP | 評価基準 | 100点満点での目安 | |
---|---|---|---|---|
歯学部 | 医療保健学部・ 看護学部 |
|||
S(秀) | 4 | 到達目標を達成し、極めて優秀な成績を修めている | 90点以上 | 90点以上 |
A(優) | 3 | 到達目標を達成し、優秀な成績を修めている | 80~89点 | 80~89点 |
B(良) | 2 | 到達目標を達成している | 70~79点 | 70~79点 |
C(可) | 1 | 到達目標を最低限達成している | 65~69点 | 60~69点 |
D(不可) | 0 | 到達目標を達成していない | 65点未満 | 60点未満 |
GPAは、原則として履修登録したすべての科目を対象に次の計算式により算出します。
※小数点第3位以下を切り捨て
- (1)学年GPAの計算式
- (2)累積GPAの計算式
GPA算出の対象除外科目について
《対象除外科目》
歯学部
(1)本学以外で修得した単位と認定された授業科目
(2)完了および合格で評価される科目
医療保健学部・看護学部
(1)本学以外で修得した単位と認定された授業科目
GPAの活用について
・進級判定の基礎資料
・授業科目間の成績評価基準の平準化
・社会福祉士コース履修に係る成績水準の設定
・個別学生の学修支援・学習指導
・修学支援新制度利用に係る学業成績の評価基準
・保健師教育課程科目履修に係る成績水準の設定(看護学部)