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大阪歯科大学

ディプロマ・ポリシー

豊かな人間性を支える基盤的能力及び歯科医師としての専門的能力を有機的に備え、新時代の歯科医療に積極的に対応できる人材を輩出する。

  • 基礎医学及び歯科医学の体系的な知識を有し、これを礎として実社会に還元できる能力を身に付けている。
  • 種々の情報を自ら収集・分析する科学的探究心を涵養し、自ら問題を発見し、解決できる能力を有している。
  • 汎用能力及び危機管理能力を持ち、絶えず研鑽を積む習慣を持っている。
  • 海外研修などを通じて、国際人としての素養を磨きグローバルに活躍できる実力を身に付けている。
  • 歯科医療を適切かつ確実に行う技能を身に付けている。
  • 新時代の歯科医療に積極的に取り組み、患者中心の医療並びに人々の求める歯科医療を理解し、
    チーム医療を主体的に実践できる能力を身に付けている。
  • 価値観の多様性に対応できる幅広い視野と判断力を身に付けている。

カリキュラム・ポリシー

「博愛と公益」の精神のもと、「歯学に関する学術を中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の領野における学理技術を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させ、もって文化の創造と発展に貢献する」という教育方針に基づき、専門的な「知識・技能」、総合的な「人間力・チームワーク」を備えた歯科医学・歯科医療を担う人材を養成する。

 修得概要

  • 6年間一貫教育の中で歯科医師として必要な知識、技能及び態度を修得する。
  • 入学時の初年次教育及び早期臨床体験学習から、臨床実習に至る一貫した履修の中で歯科医療人として必要な態度を修得する。
  • 歯科英語の修得及び海外研修活動を通して、国際医療人としての素養を身につける。
  • 研究マインドの養成のために研究チャレンジに取り組む。
  • 学生が意欲を持って学習でき、4年次のコアカリ講義・実習、臨床実習による歯科専門教育を通して、歯科医師として自ら考え、実践する能力及び6年次の統括教育を通じて、歯科医学教育における総合的な知識を修得し、国家試験に合格する能力を身に付ける。
  • 診療参加型臨床実習を通じて歯科医師として必要な知識、技能、態度を修得する。
  • 患者さんへの思いやり及び社会的責任を果たすことができる倫理観を修得する。

教育方法

  • シラバスに沿った講義と実習。
  • 知識及び技能の獲得のために開発した教材の利用。
  • アクティブラーニングのためのグループ学習。
  • 学習支援のための小グループ講義。
  • 社会と患者との関わりを認識するための体験学習及び臨床実習。

学習成果の評価

  • シラバスに示す各科目試験及び総括試験。
  • 臨床実習前に行う歯学系共用試験。
  • 臨床実習時の臨床知識試験・歯学系臨床能力試験。
  • 臨床実習終了後の学士試験。

以上の各試験によって評価し、進級及び卒業の判定を行う。

アドミッション・ポリシー

歯学部歯学科では、先輩たちが弛まぬ努力で築いた礎を守りながら、「博愛」と「公益」の建学の精神に基づき、新時代の人々の口腔の健康を守る歯科医療を担うことのできる人材を養成する。
そのため、次のような能力や態度・資質を備えた人を求める。

【求める人物像】

  1. 歯科医学を学ぶために充分な基礎学力を有する人
  2. 医療人として社会に奉仕し貢献する使命感と気概を持つ人
  3. 科学的な探究心を持って考え、自ら努力する人
  4. 十分なコミュニケーション能力を有し、協調性のある人
  5. 専門的知識、技能、態度を修得して、国家資格の取得に向けて着実に努力する人
  6. グローバルな視野に立って歯科医学の発展と歯科医療を担う熱意のある人
  7. 歯科医師としての倫理観、世界観などを備える幅広い豊かな人間力と行動力を持っている人

【入学までに修得しておいてほしい学習成果と水準】

歯学部歯学科で学ぶ歯科医学は実学である。これまでに学んだことを、患者をはじめ多くの人々と関わりながら医療の現場で実際に使うことができる能力が求められる。そのため、高等教育で培われた「学力の3要素」(1.知識・技能、2.思考力・判断力・表現力、3.主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度)を大学教育で更なる伸長を図るため、次に掲げる知識や技能・思考力・判断力・表現力・多様な人々と協働する精神・態度などを備え、入学後の学びに主体的に取り組むことが望まれる。

知識・技能

  1. 歯科医学の基礎となる生命科学に関連する数学、理科(物理・化学・生物)の学力
  2. 高等学校の教育課程における、英語の一般的な読解力、及び基本的な文章力とコミュニケーション能力
  3. 高等学校の教育課程における、幅広い教科・科目を修得し、論理的に文章を読み解き、自分の考えを論理的に文章として書くことのでき、又、発表することのできる基礎学力

思考力・判断力・表現力

  1. 様々な現象について自ら調べ、科学的・論理的に考えることができる
  2. 他者の意見に耳を傾け、自分の考えを適切に相手に伝えることができる

主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度

  1. 倫理・道徳観を持ち、生命や人の尊厳を大切にする態度
  2. 主体的に生徒会活動や特別活動、ボランティア活動などの課外活動に参加し、他者と協調しながら行動しようとする姿勢

【入学者選抜の基本方針】

入学者の選抜方法として、学校推薦型選抜(指定校専願制・公募併願制)、一般選抜(前期・後期)、大学入学共通テスト利用選抜(前期・後期)、プラス1、私費外国人留学生入学者選抜、転入学・編入学試験というさまざまな入学者選抜方式を採用し、総合的に判断し、多様な人材を受け入れることをめざす。

  • 知識・技能
    個別学力試験、小論文、調査書、志望理由書、学習計画・意欲などを確認する書類で評価する。
  • 思考力・判断力・表現力
    個別学力試験、小論文、調査書、志望理由書、学習計画・意欲などを確認する書類で評価する。
  • 主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度
    面接、小論文、調査書、志望理由書、学習計画・意欲などを確認する書類で評価する。