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大阪歯科大学

杉中学校で歯磨き・口腔ケアの講座を行いました

枚方市立杉中学校で11月9日と16日の2日間、本学附属病院総合診療科の歯科医師と臨床研修歯科医の先生方が、1年生の皆さんに歯磨き・口腔ケアに関する講座を行いました。
これは「枚方市健康医療キャラバン事業」の一環として実施されたもので、杉中学校1年生(7クラス)279人が参加。辰巳浩隆先生と米田護先生の歯科医2名、安樂美千代先生、片山実先生、原田静磨先生、福西晃利先生の臨床研修歯科医4名が訪れ、1クラスずつ講座を行いました。

講座では研修医の先生方が「自分の歯を守るために」をテーマに説明。プロジェクターを使い、むし歯や歯肉炎について、絵や写真で分かりやすく解説しました。「歯が何度抜けても生えてくる生き物は?」「大人の歯は何本あるでしょう?」といったクイズも取り入れ、生徒たちは手を上げて答えるうちに少しずつ興味を持ち始めたようでした。次に、正しい歯みがきやフロスの使い方を体験。研修医の先生方のお手本をまねしながら、実際に歯ブラシを使って鏡を見ながら丁寧にみがき、虫歯になりにくい歯みがきを学びました。このほか、歯みがき粉に含まれるフッ素の効果などについての説明もありました。
生徒たちは「歯ブラシと電動歯ブラシのどちらを使った方がいいですか」「フロスはどれくらい使ったら交換するべきですか」などと質問し、講座が終わるころには、歯の大切さと自分の歯を守るために必要なことを学んだ様子でした。

本学の楠葉・牧野キャンパスがある枚方市は、2012年8月に市内の医療系大学や公的病院、関係団体などが協定を締結し「健康医療都市ひらかたコンソーシアム(共同事業体)」を設立しています。これは本学を含む14団体で構成し、各団体が連携しながら市民の健康増進や地域医療の充実、災害医療体制の強化に取り組んでいます。「枚方市健康医療キャラバン事業」は、コンソーシアム連携事業の一つとして2014年から行っており、市内の小中学生に健康・医療などの学習機会を提供します。本学関係者は当初から参加しており、今後も各団体と連携しながら、広く皆さまに知識や技術を提供していきます。

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