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大阪歯科大学

2月17日(金)の読売新聞朝刊ーくらし家庭欄ーに有田憲司教授(本学小児歯科学講座)の「子どもの歯」に関する解説記事が掲載されました。(ヨミドクター

記事の中で、有田先生は子どもの歯について、永久歯に生え替わり始める「小学校に入学する前後に歯科を受診して永久歯の発育状況を確認してほしい」と話されています。受診によって、永久歯の数が生まれつき少ない「先天性欠如」、あごの中で十分に育たずに生えてくる「形成不全」、通常より歯の多い「過剰歯」などわかる場合があり、「早期発見して対応すれば、自然な歯並びの育成や歯の治療につなげられる」そうです。

また、生え始めの永久歯が虫歯にならないよう、永久歯が成熟する小学3年頃までは大人が仕上げ磨きをすることが大切で、有田先生は「膝の上に子どもの頭を乗せ、あおむけに寝かせる」という仕上げ磨きの方法を紹介されています。この方法ですと、歯磨きはお子様との絶好のスキンシップの時間になりそうですね。

さらに、有田先生は「初期の虫歯なら削らずに治すことができる。早期発見のためにも、3か月に1度は歯科に通う習慣を」と呼びかけています。定期的な歯科受診が必要なのは、もちろん子どもだけに限りません。青壮年期、高齢期いつの年代も欠かせないからこそ、子どものときにしっかり習慣づけておきたいものですね。

大阪歯科大学附属病院には、小児歯科専門医の有田先生が科長を務める「小児歯科」があり、0歳から18歳頃までの患者さんの診療を行っています。「小児歯科」は土曜日も診療しております。ぜひ一度お子様とご来院くださいませ。

▶くわしくは大阪歯科大学附属病院のHPをご覧ください。

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