大阪歯科大学医療保健学部口腔工学科の准教授・中塚美智子先生が現在、『デイリースポーツ』紙で記事を連載しています。
デイリースポーツは神戸新聞社発行のスポーツ新聞です。中塚先生は以前、同社に勤務しており、当時の同期から依頼され、『ドクター備忘録』という連載を手がけるようになりました。
「むし歯でもないのに歯がグラグラして抜けそう」「口臭の原因と対処法」などの寄せられた悩みに答えるときには、先生はまず相手に共感し、寄り添い、読者に語りかけるような文章で、歯の悩みや疑問を解説しています。連載で伝えたいことは、『歯科医療の発展が日本を元気にする。それを土台からしっかり支えているのが歯科衛生士および歯科技工士である』ということ。記事では歯科医師として、また、歯科衛生士および歯科技工士の養成に携わる立場から、親しみやすくわかりやすい内容で、歯科に関する最新の知識や情報も取り上げています。
先生は、連載の紹介文には大学・学部名も掲載されていることから、特に歯科衛生士および歯科技工士の存在を身近に感じてもらえるような内容になるよう心がけているといい、「歯科医師になったときから、勤務していた新聞社の紙面に自分の記事を載せることが目標でした。会社には本当に育ててもらったので、今後も読者にとって読みやすい原稿を書き、少しでも貢献できればと考えています」と話しました。
連載は昨年11月から始まり、第5水曜に掲載されていましたが、今年4月から最終水曜日に掲載されています。歯科衛生士や歯科技工士という職業に興味をお持ちの方はもちろん、歯科医師に興味をお持ちの方、歯について興味・関心をお持ちの皆さま、ぜひ、ご一読ください。