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大阪歯科大学

穏やかな春の一日となった4月4日(水)、大阪歯科大学歯学部・大学院歯学研究科および医療保健学部・大学院医療保健学研究科の入学式を、楠葉キャンパス講堂で行いました。

当日は午前10時から、歯学部・歯学研究科の入学式を行いました。キャンパスの桜の木は一足早く満開となり、当日はみずみずしい若葉が顔を覗かせ、新入生を歓迎しました。式では川添堯彬理事長・学長が、新入学生128名、編入学生2名、大学院入学生28名の入学を許可しました。式辞では、本学の建学の精神である『博愛』と『公益』を紹介し、「この言葉こそ時代を問わず、100年以上経ってもこれほど輝いて、またこれほど有益で私たち学ぶものの心を勇気づけてくれる言葉は、ないのではないか。この言葉は、こんにちにおいても、全世界のどこであっても胸を張って通じるスピリットではないか」と述べ、「どうか皆さん方も、この精神の実践に向けて活動するとともに、究極の目標として、それぞれの胸に刻印銘記され、また後輩にも引き継いでいっていただきたい」と激励しました。新入生は、「在学中は学則を守り、誠心誠意、学業に精進することをお誓いいたします」と宣誓しました。

続いて午後2時から、医療保健学部・医療保健学研究科の入学式を行いました。昨年4月に新設した医療保健学部は第二期生となる94名が、この4月に開設した大学院医療保健学研究科には、栄えある第一期生14名が入学しました。
川添理事長・学長は式辞で多職種連携の重要さを述べ、「医療に際限はございません。人類が存在する限り、医療は国や時代、宗教といったものを全く選びません。困っている人、苦しんでいる人を助けるのが博愛であり、さらに医療が博愛と連結されなければならない。どうか本日、決意されてこの道に入られたからには、従来になかった領域を担う、そのリーダーシップを持ち、あるいは旗手となって進んでいただきたい」とエールを送りました。口腔保健学科と口腔工学科の新入生からは、「歴史と伝統ある大阪歯科大学の医療保健学部学生としての誇りを持ち、有意義な学生生活を送り、歯科医学・歯科医療の発展に貢献できる歯科衛生士・歯科技工士になるよう努力することを、ここに誓います」という力強い宣誓が聞かれました。

今年度より本学は、2学部3学科・2研究科を擁する歯科医療の総合大学として始動いたします。学生の皆さんが建学の精神を胸に、楽しく意義のある学生生活を過ごすとともに、それぞれの夢や目標に向かって強い意志を持って努力していくことを、教職員一同、祈念しています。
新入生の皆さん、本日は、誠におめでとうございます。

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