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大阪歯科大学

【2018年度第1期】歯科衛生士復職支援・新人研修プログラム オリエンテーション(2018年12月3日)

12月3日、大阪歯科大学歯科衛生士研修センター「2018年度第1期歯科衛生士復職支援・新人研修」が附属病院内の同センターで始動しました。
研修初日は9時30分にオリエンテーションからスタート。定員の18名全員が一期生として顔を揃えました。はじめに、本学の川添堯彬理事長・学長が、「研修生のニーズは微妙に違っているが、当センターでは育み、寄り添い指導をしていきたい。わからないことは何度でも聞いて、質問しづらい方にはスタッフから声かけをしたい」と述べ、「(研修修了後は)やりがいのある歯科医療の現場にぜひ参画していただきたい」と激励。山本一世・研修センター長も、共に当センターを創っていきましょうと呼びかけました。

ユニフォームに着替えて記念写真を撮影した後、施設やチェアの使用方法の説明に。最新のデンタルチェアを前に、説明を聞き漏らさないよう、各自真剣にメモをとる姿が印象的でした。

続いては、自己紹介、グループワークの時間。医療保健学部キャリアセンター長の中塚美智子准教授が担当です。持ち時間1分の自己紹介では、結婚・出産・子育て等を機に離職し10年、20年以上ブランクがあるが復職を目指しているという方、長期ブランクを経て復職したが知識・技術が追いつかず自信を失くしているという方、専門学校を今年卒業したばかりでもっと学びたいという方等から、18人18様の、この研修に参加した理由や思いの一端が語られました。

お昼休憩をはさんで後半は、6名ずつ3グループに分かれてグループワークを行いました。「復職に対する不安」「不安解消のために実行したほうがいいと思うこと」を各グループで洗い出します。このときには研修生同士すっかり打ち解けリラックスしていたせいか、それぞれが抱える不安—家庭との両立、現在の歯科治療についていけるか、人間関係、実務経験不足、体力など—が次々と出されていました。
締めくくりはグループ発表。自分の気持ち・やる気が一番大切という2組と、いい職場との出会いが重要というグループのまとめが発表されました。研修生全員が「やる気になった」ところで、一日目の研修は終了。復職への不安は自分だけでないことを知り安心した、との声が聞かれました。

研修は翌4日から本格的に開始し、12月は基礎研修、来年1・2月は臨床研修のプログラムが組まれています。18名全員が自信をもって研修最終日を迎えられるよう、これから大学・病院全体でサポートしていきます。

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