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大阪歯科大学

10月26日、枚方市内の小学生24人が2019年度子ども大学探検隊として楠葉キャンパスを訪れました。「子ども大学探検隊」は、学園都市ひらかた推進協議会(枚方市と市内の5大学で構成)の主催事業で、子どもたちの将来への夢を育むきっかけをつくる取り組みとして2004年度から実施されています。
本学では近年、大学祭に合わせて開催。化学教室の藤原眞一教授がコーディネーターとなり、有志の学部生が運営しています。

今年は「歯に関するミニ講義」「指の模型作り」「大道芸人バルーンパフォーマンス」で大阪歯科大学を探検する趣向。
川添堯彬理事長・学長の挨拶に続いて始まったミニ講義では、歯学部3年の竹花紗矢さんが講師を務めました。「乳歯は全部で何本あると思う?永久歯は?」「人間と同じで1回だけ歯が生え変わる生き物は?」など、クイズ形式で講義は進行。竹花さんは歯と骨の類似点を説明した上で、「骨は再生するけれど、人の歯は折れたり虫歯で削ると元に戻らない。自分の歯を大切に、頑張って歯磨きをしてね」と呼びかけました。

実習では、隊員全員がエプロンを着け、歯型をとる材料で指の模型作りを体験。指導役の学生と仲良く話しながら作業を進めました。中には、本学の入試について「どの科目を頑張ればいいか」と質問する男の子も。3歳から歯医者さんになるという夢を持ち続けている女の子(11)は、模型作りを心から楽しんでいる様子でした。
完成作を見て、ある男の子(10)は「ちょっとホラーだけどすごい。手全体の模型もつくってみたい」。「気持ち悪い」と感想を漏らした女の子のお母さんは「お家に飾ろう」と喜んでいました。

「指の模型作りも、クイズも、パフォーマンスもすべて楽しかった」「また来年も来たいです!」探検終了後は、満足の声とともに、「歯医者さんになるために頑張ってください」「評判のいい歯医者さんになってください」と、本学学生へ温かいメッセージが寄せられました。

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