2020（令和2）年が始まりました。本学の新年スタートは6日の新年互礼会。互礼会では、川添堯彬理事長・学長が教職員以下、本学関係者を前に年頭所感を述べました。この中で、川添理事長・学長は、本学をさらに前進させる重点計画として「教育力」「研究力」「臨床力・病院力」「医療保健学部」「地域包括医療参入、医療系総合大学化」の5項目を提示。各項目について、数値目標や具体策を示しました。

また、川添理事長・学長は年末年始に心を揺さぶられることばに出逢ったと披露。「去年今年貫く棒の如きもの」（虚子）。「些細なつらぬき」（幸田文の随筆）。「つらぬく」「つらぬき」ということばが心に残っていたところ、初詣のおみくじ（和歌）で『つらぬく（つらぬかぬ）』に再会。和歌の意味は、誠から出発したことは必ず成就するというものでした。「去年今年と継続することが尊い。（ものの）値打は時を経て出てくる。『つらぬく』もの、守り続けるものは一人ひとり異なるが、『つらぬく』ということばを胸に一年を過ごしたい」と話しました。