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大阪歯科大学

明けましておめでとうございます
あらたまの年、本学は5日の新年互礼会から始動しました。
互礼会は例年、川添堯彬理事長・学長が本学関係者を前に年頭所感を述べる場となっており、FD・SD研修を兼ねて開催されています。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、参加者を教職員に限定して行いました。

この中で、川添理事長・学長は、2021年は4月に医療保健学部が完成学部となり、12月には本学創立110周年を迎えるという節目の年であると述べたうえで、「大阪歯科大学はこれからの時代、何を目指せば良いのか」を主題に話を展開しました。
そもそも「これからの時代」とはどういう時代か。これについて、川添理事長・学長は、18歳人口の減少による定員割れ校の増加など、単科大学、小規模大学を取り巻く環境がより一層厳しさを増す時代であると示唆。そうした困難な時代に生き残るために、①国家試験合格率の高率、②志願者増(定員)充足・留学生増、③附属病院及び両学部の黒字経営、という三つの本学の目指すべき方向性を明らかにしました。そして、これからの重点・中期計画として「教員力」「研究力」「臨床力・病院力」「医療保健学部」「医療系総合大学化」の5項目を挙げ、各項目について数値目標や具体策を説明しました。

「本学は『大阪歯科大学』という名のもとにsustainable(持続可能な)拡大発展を目指していきたい。今年の抱負は『一陽来復』。このとおり、冬(陰)が去り春(陽)がもどってくることを信じたい」。最後に、川添理事長・学長はこう決意を新たにし、年始のことばを結びました。

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