学部横断型 ODU歯科医療連携プログラムを開設します
大阪歯科大学では、多様なニーズに対応できる歯科医療人としての実践力向上を目指して、学部を超えた共通カリキュラム「ODU歯科医療連携プログラム」を開設します。
このプログラムでは、歯学部・医療保健学部の「学びをつなぐ」ことで、歯科医療の専門職に求められる多職種連携、チーム医療に必要となる実践力を高めるだけでなく、社会人としての人間力、汎用的能力の育成を目指します。
プログラムは各学部で開講される科目群を特定の教育領域ごとに再編し、オンデマンド教材や外部アセスメントテストなどの学部連携コンテンツを活用しながら構築します。
プログラム修了者には、修了証を発行いたします。
プログラムで身につけられる力
- 歯科医療の専門職に求められる倫理観・医療安全、地域包括ケアシステム、健康長寿社会などの多様化するニーズに対応する力
- 歯科、医療、福祉に関連する様々な専門職への理解を深め、多職種連携・チーム医療の実践に向けて主体的に取り組む力
- 予測不可能な時代において、ニーズに受動的に対応するだけでなく、幅広い関心を持って自らのキャリアパスを形成する力
2020年度より「数理・データサイエンス・AI領域」をスタート!
ODU歯科医療連携プログラムの第1号として、2020年度より、数理・データサイエンス・AI領域をスタートします。
歯科医療はじめ医療分野においては予防、診断、治療のいずれにおいてもAIやデータサイエンスの活用が期待されています。画像診断やカルテ解析による疾患診断などはもちろん、医療保険制度や医療提供体制を含む医療システムへの活用もみられるようになっており、地域包括ケアシステム、健康長寿社会などのニーズへの対応においてAIやデータサイエンスの知識は必要不可欠となっています。
数理・データサイエンス・AI領域プログラムのポイント
- 本学の情報教育に関する数理・データサイエンス・AI関連の既存科目群を体系的に整理し、プログラムマップを作成します。
- 一見、関連性がないように見える歯科医療分野の科目がどのように数理・データサイエンス・AI分野と結びついているのかを意識しながら学ぶことで理解を深めます。
- 既存科目をベースとして、オリジナルのオンデマンド教材(e-learning)を活用しながら最新事例を通してより実践的な知識を身につけます。
大阪歯科大学は2020年度(2月)に数理・データサイエンス教育強化拠点コン ソーシアムへの加盟が承認されました。
「数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム」とは、文部科学省から選定された6つの拠点校(北海道大学、東京大学、滋賀大学、京都大学、大阪大学、九州大学)を中心に、各大学の数理・データサイエンス教育への貢献や、全国的なモデルとなる標準カリキュラム・教材の作成などを目的として活動を行う組織です。
新たにスタートする数理・データサイエンス・AI領域プログラムは、全学部を対象とする連携プログラムです。
本学は、Society5.0の未来社会において歯科医療における新たな価値を創造できる人材育成を目指します。
▼ 数理・データサイエンス教育強化拠点コンソーシアム
http://www.mi.u-tokyo.ac.jp/consortium/index.html
▼ 数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ai_senryaku/suuri_datascience_ai/pdf/ninteisousetu.pdf