2021年8月4日付けで大阪歯科大学の「ODU歯科医療連携プログラム 数理・データサイエンス・AI領域」が、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム（リテラシーレベル）」に認定されました。（有効期限：令和８年３月31日）
- ●数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)について
数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度（リテラシーレベル）は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、それを適切に理解し活用する基礎的な能力を育成するため、数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術について体系的な教育を行う大学等の正規の課程（教育プログラム）を文部科学大臣が認定及び選定して奨励するものです。
本学では、科学的探究心の育成をディプロマ・ポリシーに定め、これまでも情報教育を行ってきました。そこで、数理・データサイエンス・AI関連の既存科目群を体系的に整理し、一見、関連性がないように見える歯科医療分野の科目がどのように数理・データサイエンス・AI分野と結びついているのか、受講者自身が意識し、理解を深めることで、実践力を身につけることを目標として、新たに「ODU歯科医療連携プログラム」として開設し、いち早く、認定制度への申請を行いました。
この認定により、本学の数理・データサイエンス・AI教育が、国の数理・データサイエンス・AI能力育成プログラムとして認められたことになります。今回の認定では国公私立大学等から67プログラムが認定され、大阪府内の私立大学では本学を含め２大学のみが認定されました。
情報技術は急速なスピードで進展しています。これからの医療人には医療・保健・福祉分野におけるAI技術研究を自ら進めることができる能力や、企業等の技術者と共同で医療・保健・福祉分野におけるAI技術を推進する能力を身に付けることが求められています。今後も、プログラムの改善を行いながら、質の向上をはかってまいります。
