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大阪歯科大学

7月23日、第3回“Forum for International Students”(以下「FIS」といいます。)が楠葉キャンパス講堂で開かれました。いまや本学国際交流事業の一大イベントとなったFISは、国際的な学生間交流のさらなる発展を期して、2017年度からALL ENGLISHで開催されています。川添堯彬理事長・学長が大会長を、松本尚之国際交流部長が実行委員長を務め、国際交流部が運営。中国留学生や学部生がボランティアスタッフとして関わっています。
今回は海外から、提携校の上海交通大学、南方医科大学、四川大学、北京大学、台北医学大学、山西医科大学及び昆明医科大学の学生25名と引率教員7名、遵义大学の学生3名と引率教員1名、そして米国コロンビア大学から歯学部生1名が参加。(一行は、7月21日から27日の日程で本学を訪問。)本学歯学部1・2年生、「英語」履修の医療保健学部生、大学院生、教職員等を合わせて530名が聴講しました。

FISは、歯学部1年の女子学生二人の司会により13時に開幕。冒頭、川添理事長・学長は、今回参加のアジア8大学の関係各位の協力に謝辞を述べた上で、「互いに意見や情報を交換し、国際レベルで他大学のことを学んでほしい。今日を機に、皆さんの将来的なキャリア選択の幅が広がることを確信しています」と英語で挨拶しました。
続く講演では、本学大学院歯学研究科の中国留学生・趙建鑫さん、韓嘯宇さん、尹德栄さんを含む15名が自らの研究や大学生活、自学に関して、約10分間プレゼンテーションしました。中には「人の目が一杯あって緊張し、練習より上手くいかなかった」とこぼす発表者もいましたが、各人が自校代表の誇りをもって真摯に聴衆に向かって語る姿が印象的でした。
最後に、川添理事長・学長から発表者一人ひとりに表彰状が授与されました。

「アジアの学生の英語が上手だった」「(1年なので)専門用語が難しかった」「先輩の堂々とした発表がよかった」「海外の人や留学経験者の発表を聴いて自分もそういうことをやってみたいと思った」「海外研修で行きたい大学が見つかった」閉幕後はさまざまな感想が聞かれましたが、参加者の多くが何らかの収穫を得て会場を後にした様子でした。

第3回FISの講演者は次のとおりです(講演順)。
  • ◆大阪歯科大学大学院歯学研究科歯科矯正学専攻3年・趙建鑫
  • ◆上海交通大学口腔医学院・郑梦婷
  • ◆大阪歯科大学歯学部5年・城山佳洋
  • ◆南方医科大学口腔医学院・张柏炎
  • ◆大阪歯科大学医療保健学部2年・山本真珠
  • ◆四川大学華西口腔医学院・杨阳
  • ◆大阪歯科大学歯学部5年・中村綾
  • ◆コロンビア大学歯学部・Gabriel Alberto Garcia
  • ◆北京大学口腔医学院・赵昳
  • ◆大阪歯科大学大学院歯学研究科歯科保存学専攻3年・韓嘯宇
  • ◆台北医学大学口腔医学院・游棨茹
  • ◆大阪歯科大学大学院歯学研究科歯科保存学専攻2年・奥村瑳恵子
  • ◆山西医科大学口腔医学院・崔晋豪
  • ◆昆明医科大学口腔医学院・伍玉
  • ◆大阪歯科大学大学院歯学研究科欠損歯列補綴咬合学専攻3年・尹德栄

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