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大阪歯科大学

立命館大学と学術交流協定を締結しました

左:立命館大学 徳田昭雄副学長、右:大阪歯科大学 川添堯彬理事長・学長

このほど、立命館大学と大阪歯科大学は学術交流協定に署名し、8月7日、楠葉キャンパスで協定式を行いました。
この協定は、教員・研究者の交流や、次世代の医療及び介護に係る製品開発に関する共同研究などを推進するのが目的。立命館大学の医療介護経営研究センター(MLTCM)と本学の医療イノベーション研究推進機構(TRIMIトリミ)事業化研究推進センターが中心となり取り組みを進めることとしています。

協定式には、立命館大学から徳田昭雄副学長、肥塚浩MLTCMセンター長が、本学からは川添堯彬理事長・学長、馬場俊輔TRIMI機構長、そしてMLTCM客員研究員で本学講師(非常勤)の光山誠氏が出席しました。
この中で、川添理事長・学長は、多職種連携の将来の医療界をにらみ、医療サービス人材を養成すべく、医療系総合大学化を目指して来年度に看護学部(仮称)を開設する構想などを紹介。今回の協力の核となるTRIMI事業化研究推進センターについては、医薬品・医療機器開発を重点的に支援しており、「この協定によって立命館大学様の研究シーズを医療機器開発へと結びつけていくことができれば」と期待を示しました。
徳田副学長は、2019年から茨木キャンパスを拠点に、医療や介護現場における課題解決型の研究を展開しているMLTCMについて述べ、今般の協定を契機として「口腔と栄養に関わる分野にも取り組んでまいる所存です」と挨拶されました。

続いて行われた意見交換会では、今後の具体的な取組内容について検討。両大学の共通の提携先である公益社団法人大阪介護老人保健施設協会とも連携して、フレイル予防などを目的としたコンソーシアムを結成し、産学官連携や起業支援を推進する提案が出され、実施に向けて定期的に討議していくことになりました。

連携協定に基づく取り組みは次のとおりです。

  • 教員・研究者の交流
  • 学生の交流
  • 共同の研究プロジェクト
  • 次世代の医療及び介護に係る製品開発に関する共同研究
  • 共同研究会
  • 共同の文化活動

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