3月3日(月)~4日(火)に開催された第7回聖隷国際研究コンファレンス(SIRC2025) において、看護学部・藤岡真理助手がポスター発表を行い、見事最優秀賞を受賞しました。

聖隷クリストファー大学(静岡県浜松市)が主催するこの国際的な学術大会は、保健・医療・福祉・教育分野における研究や実践活動の成果を広く発表・共有するもので、今回、口頭発表はオンライン及び実会場のハイブリッド形式、ポスター発表はSlack(ウェブチャットツール)を用いたオンラインでの開催となりました。

藤岡先生の受賞演題は「A Literature Review on Bachelor of Nursing Students’ Learning Experiences with Different Types of Simulated Patients in Simulation-Based Training」。看護学部生のシミュレーション教育における模擬患者(Simulated Patients)のタイプによる学修経験の特徴や差異を類型化・整理し、学びの違いを検討しました。
受賞に際し、藤岡先生は「私たち成人看護学領域では、より充実したシミュレーション教育を目指しており、今回、国内外の文献を整理しその結果を報告しました。この検討結果を、大阪歯科大学看護学部が推進するシミュレーション教育の一環として、論文作成や教育活動に役立てていこうと考えています」と話してくれました。
本学の看護学部には、けいれんや咳などのさまざまな生体反応を示す高性能シミュレーター(人形)や、実際に病院で利用されている医療器具・ベッドなど充実した設備があり、「理論」と「実践」を学ぶことができます。実際の看護の現場では、患者さんの状態や病状はさまざま。多様な症例や状況を模擬的に体験することで、より効果的に、そして安全に学びを深めることができます。
