このほど、雄西智恵美・看護学部長が第22回(2024年度)SGH看護特別賞を受賞しました。
SGH看護特別賞は、がん看護研究者及び医療従事者の励みとなることを目的として、がん看護に関する先駆的な研究並びに実践を行うことにより、わが国の医療の発展、向上に寄与し、その業績が顕著で、かつ今後の発展が期待される個人または団体を対象に、公益財団法人SGH財団が表彰を行っています。
雄西教授は「治療・療養過程にあるがん患者のセルフケア促進のためのアプローチ視点の明確化に関する研究」をテーマに研究しています。受賞に際して、「がん医療の現場は年々高度化、複雑化しており、研究の推進とともに、がん看護の人材育成も大事。確かな看護実践力を備え、看護専門職として積極的にキャリア形成していける人材育成に力を入れたい」と話しています。
本学看護学部では「がん看護学」を開講しており、全人的にがん患者を理解し、がん治療に伴う看護方法や緩和ケアの基本について学びます。