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大阪歯科大学

大阪府立槻の木高校の1年生7名が12月22日(金)、大阪歯科大学を訪れ、歯科医療について理解を深めました。

生徒たちは楠葉キャンパスを訪問。まず田中昭男副学長が、今年4月に新設した医療保健学部の紹介や、「口は命の入り口、心の出口」と説明し、歯に関する話をいくつか披露しました。続いて西川哲成教授(歯科医学教育開発室)が、これから進路を選択する生徒たちに向け、「自分を冷静に見ることがこれからは重要。自分の武器や弱点は何かを知らなければならない」とし、パワーポイントを使って具体的に自分の将来を考えるための講話を行いました。視線はまっすぐに、真剣な表情で西川教授の話に聴き入る高校生の姿が印象的でした。

その後、生徒たちは口腔病理学研究室を見学。口の中の組織を見たり、口腔病理学についての説明を受けたりしました。最後に、松本秀範特任教授(歯科医学教育開発室)の案内で実習室や食堂など学内を見学。実習室では「歯医者さんの匂いがする」「これ歯医者さんにある器具だね」などと話しながら、興味深そうに見回っていました。

槻の木高校は大阪府高槻市にある全日制・単位制の公立高校です。松本特任教授が槻の木高校の元校長先生だった縁から、この日の来学が実現しました。
「槻の木」は、高槻市の市の木「けやき」の古名だそうです。今回、本学を訪れた経験が、未来を担う槻の木高校の生徒さんたちの枝葉をぐんぐんと伸ばし、大きく成長するための一助になりましたら幸いです。

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