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大阪歯科大学

2017年8月9日(水)に楠葉キャンパスへ大阪教育大学附属平野中学校の2年生2名が来学され、歯学部口腔衛生学講座・三宅 達郎教授と土居 貴士講師が約2時間にわたって、応対されました。
なんとお二人は、中学校の課題研究としてキシリトールを取り上げ、自身で大学にアポイントをとり、教えを請うため訪れたのです。

前半の1時間は、中学生からの質問に三宅教授がお答えするかたちで進行。
教授の言葉を逃すまいと熱心にペンを走らせ、疑問に思った内容をどんどん質問していきます。その疑問はキシリトールにとどまらず、むし歯の成り立ちやフッ化物の応用など多岐に及び、歯・口腔の健康に大変関心をもたれていることがひしひしと伝わってきました。

後半の1時間は、土居講師が「実際の口の中で発症している初期むし歯を観察する」という生きた教材をご用意。
歯の表面に穴が開く前、自然に治る段階の初期虫歯の状態をつぶさに観察していただきました。
お二人の中学生は約2時間の中でたくさんの事を学ばれたことでしょう。
お二方のアグレッシブな行動に本学教職員も新鮮な刺激を頂きました。
課題研究が成功することをお祈りしております。
オープンキャンパスへもぜひ覗きに来てくださいね。お待ちしております。

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