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大阪歯科大学

2025年11月8日(土)・9日(日)、大阪歯科大学楠葉学舎で第57回楠葉祭が開催されました。今年のテーマは「bloom」。歯学部・医療保健学部・看護学部の3学部が協力し、学生・教職員・地域の皆さまが笑顔の花を咲かせる2日間となりました。

キャンパス内は終日にぎわい、模擬店や縁日、移動動物園など、多彩な催しが並びました。学生たちはそれぞれのブースで元気いっぱいに来場者を迎え、地域住民と交流を深めました。軽音楽部やオーケストラ部によるステージ演奏では力強い音色が響き渡り、会場は熱気に包まれました。

初めてのイベントとして芝生広場では「マグロの解体ショー」が実施され、見事にさばかれた新鮮なマグロが披露されました。解体の迫力に広場は驚きと拍手に包まれ、試食を楽しむ来場者の笑顔が印象的でした。

さらに、人気アーティスト wacciによるスペシャルライブステージが行われ、代表曲「恋だろ」などの演奏に大きな歓声が上がりました。学生や地域の方々やこの日のために、遠方から楠葉へ訪れた方々が一体となって手拍子を送り、音楽がつなぐ感動の時間となりました。

歯科大学ならではの企画として、無料歯科検診コーナーや歯みがき指導も実施され、健康を考えるきっかけづくりとして好評でした。2日間で93人の方々にお越しいただき、歯の予防の意識が向上していることを肌で感じる機会となりました。学生ボランティアは案内や受付を担当し、「子どもたちの旺盛な探究心を見て、私自身ももっと勉強を頑張ろうと思いました」と語っていました。

また、枚方市子ども大学探検隊の小学生23名も来学し、内臓や骨格模型を使った体験学習を通じて「からだを知ろう!」をテーマに学びました。子どもたちからは「将来、歯医者さんになりたい!」「この大学に入りたい!」という声も聞かれ、未来の歯科医師を夢見る姿が輝いていました。
 
最終日には、ダンス同好会による迫力あるパフォーマンスと大抽選会が行われ、最後まで笑顔と拍手が絶えませんでした。第57回楠葉祭は、多くの人々の協力と熱意により、盛況のうちに幕を閉じました。
大阪歯科大学は、これからも地域とともに歩み、学びと感動を分かち合う場を提供してまいります。

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