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大阪歯科大学

全国29歯科大学・歯学部のスポーツの祭典、第51回全日本歯科学生総合体育大会(主管:福岡歯科大学)の夏期部門が7月30日から8月10日まで開かれ、本学学生が連日熱戦を繰り広げました。
全26部門のうち、本学は10部門にエントリー。ゴルフ、ボウリング、空手道、アーチェリー、漕艇で1位(昨年に比べ2種目増)、硬式野球、ヨットで2位、日本拳法で3位を獲得しました。過去3年部門別総合優勝の弓道部は一転、下位に甘んじることに。冬期3種目を含む総合成績では、本学は日本歯科大学に1点及ばず、前回より一つ順位を下げ5位でした(優勝は九州歯科大学)。

今大会中、とくに活躍の光ったのが空手道部。団体戦、個人戦、新人戦(女子)で1位を取り総合優勝。男女団体と男女個人は完全制覇という快挙をなしとげました。
空手道部は60年以上の歴史を誇る、本学でも屈指の伝統クラブ。2020年東京オリンピックの正式種目に決まり、競技への注目度もにわかに高まっています。
川添堯彬理事長・学長も応援に駆けつけた大会では、歯学部4年の西岡万凛子さんが主将として大車輪の活躍を見せました。西岡さんは個人戦で連覇を達成。団体戦も優勝に導き、部長の岡崎定司教授もその指導力を絶賛していました。

空手道部主将 西岡 万凛子さん(歯学部4年)

礼儀作法を身につけたくて、本学入学後に空手を始めたという西岡さん。これまでは負けるのが嫌でスポーツをしなかったそうですが、空手は努力が結果として表れ「負けず嫌いに火がつきました」。いまは学業と同様の熱心さで、週3日(1日3時間)部活動に打ち込んでいます。クラブは今秋でひとまず現役引退となりますが、「可能なら来年も、再来年も歯学体へ出場したい」。目指すは歯学体個人3連覇、そして4連覇。学業と空手道、西岡さんの二本の道はこれからも続きます。

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