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大阪歯科大学

共同研究の成果が、近畿大学ホームページで紹介されています

本学 歯科保存学講座 吉川一志 准教授は、近畿大学 生物理工学部 医用工学科本津茂樹 教授やモリタ製作所などとの共同研究において、ハイドロキシアパタイトの膜を、レーザーを用いて直接歯に堆積させ、エナメル質を修復する技術を開発しました。
現在歯の治療には主にレジンなどの高分子材料が用いられますが、歯の成分と全く異なるためにアレルギー反応を起こすリスクがあります。今回開発された技術では、歯の主成分であるハイドロキシアパタイトを用いるため、治療に用いてもアレルギー反応を起こすことがなく安全であり、今後は虫歯や知覚過敏の治療への応用が期待されます。
この研究についての詳細が、近畿大学HPにて紹介されています。

インテックス大阪で開催される「メディカル・ジャパン2015」で、本研究について発表されます

平成27年(2015年)2月4日(水)~6日(金)にインテックス大阪で開催される「メディカル・ジャパン2015」において、本研究に関する発表が5日(木)16:50~17:30に行われます。
これまでにも、日本歯科保存学会の平成26年度(2014年度)春季学術大会で発表され、大会のカボデンタル優秀発表賞に選ばれました。また、秋に開催されました第26回日本レーザー歯学会総会・学術大会においても優秀発表賞を受賞しています。

吉川 一志

歯学部 歯学科
歯科保存学講座 准教授

吉川 一志 (よしかわ かずし)


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